最近耳にする『赤ちゃんの駅』ってなに?
「赤ちゃんの駅」スタートはこんな悩みから
「外出先でおむつ替えや授乳ができる場所がない」そんな声から生まれた『赤ちゃんの駅』。授乳やおむつ替えが頻回な乳幼児と安心して外出を楽しめるよう、東京都板橋区の保育士の提案で2006年からスタートした官民共同の取り組みです。
『赤ちゃんの駅』には基準があり、この基準に合致する設備を備えた公共施設や民間施設(商業施設、飲食店、スポーツレジャー施設など)が自治体に登録申請し、認定登録された場所は自治体から公表されます。
『赤ちゃんの駅』は2009年にキッズデザイン賞を、2010年にグッドデザイン・ライフスケープデザイン賞を受賞。年々登録数も増加しています。
赤ちゃんの駅の探し方
登録施設は各自治体を通じて公表されますが、持ち歩ける地図を配布したり、自治体ホームページに一覧や地図を表示したり、スマホで確認できたり、と自治体ごとに公表方法はさまざま。
おむつ替えや授乳などができる場所を、地図や一覧にアイコンでわかりやすく表示したり、保育園やこども園、図書館、銀行、病院、福祉センター、自動車教習所、洋品店、飲食店なども登録されていることもあります。
自治体(エリア)ごとに情報が集約されていて、利用可能日時や設備・機能で検索できる場合もあるので、外出先にいちばん近い『赤ちゃんの駅』をカンタンに探すことができます。なお、登録施設には自治体から交付される『赤ちゃんの駅』のマークやのぼりが表示されていて、利用者がわかりやすいように配慮されています。
子育て世帯への支援の輪が各地で広がっています。おでかけの際はぜひ活用ください。
板橋区「どこナビいたばし」
つくばみらい市「ママフレ」
甲賀市「赤ちゃんの駅一覧」