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赤ちゃんのひとりごとはどうして起きるの?


生後1か月から2か月頃になると「あー」「うー」などとおしゃべりを始める赤ちゃん。これは意識的にしゃべっているのではなく「クーイング」と言われる現象です。
さらに進んで「喃語(なんご)」も含めた赤ちゃんの声と言葉について解説します。

声が出るのは声帯が発達してきた証拠

 生まれてから1か月ほど経った頃から、赤ちゃんが「あー」や「うー」といった声を出すことがあります。様子を見ると泣いているわけではなく、落ち着いていて機嫌もよいはずです。これは「クーイング」と呼ばれるもので、赤ちゃんの口やのどの形が変化し、成長したことで発せられる音。まさに話すための準備が整ってきたと言えるでしょう。

クーイングが起こる時期は、早くて1か月を過ぎた頃から、2か月から3か月頃にもっとも多く見られるようです。ただし、個人差があるのであまり発しない子もいます。赤ちゃんがクーイングをしていたら、ママもパパもぜひ反応して話しかけてあげましょう。そうすることで赤ちゃんも自分の声に応えてくれたことを感じてどんどん声を出すようになります。これが赤ちゃんとママ、パパの会話のはじまりです。