必要な人に必要な支援を「令和6年能登半島地震 支援情報ナビ」

赤ちゃんのお部屋づくり 危険箇所はココ!

何気なく置いたリモコンや観葉植物にも危険が

赤ちゃんは何でも口に入れたがりますが、特にこわいのが電池です。

電池で動くおもちゃやリモコンを触っていて、内蔵されている電池を舐めてしまうということも。電池が古くなり液漏れしているものに触れてしまうと皮膚や目に有害です。

とくにボタン電池は誤飲しやすいので、赤ちゃんの手が届く範囲に置かないように注意しましょう。誤飲してしまうと、窒息したり粘膜が化学やけどを起こしたりする危険があります。万が一誤飲してしまった場合は、すぐに病院を受診しましょう。

観葉植物は、倒したり土を口に入れたりする危険があります。ケガや誤飲につながるので赤ちゃんがいる部屋に置くのは避けるようにしましょう。小さな観葉植物は手に届かない場所に移動させるなど対策を。

ベランダ側の窓は2重ロックを

風通しのよいお部屋で赤ちゃんを過ごさせるのはよいのですが、うっかりベランダに出てしまい、転落事故につながる恐れがあるので注意が必要です。2重ロックを設置して、赤ちゃんがベランダに出られないよう対策をしましょう。また、ベランダに踏み台となりそうな箱や収納ボックスがある場合は排除しましょう。

もし、赤ちゃんがテーブルや箱にのっているところを見かけたときは、けっして大きな声を出さずにそっと近づいて抱き上げてください。声をあげるとそれにびっくりして落下することがあるので気をつけましょう。

大人にとっては使い勝手がよくても、赤ちゃんにとっては危険な環境ということはよくあることです。赤ちゃんが活発に動き始める時期はもちろん、ねんね期のころから誤飲や窒息、落下などの事故が起きないように、安全な空間づくりを心がけましょう。