必要な人に必要な支援を「令和6年能登半島地震 支援情報ナビ」

4月からも延長!「ベビーシッター利用補助金」

新型コロナウイルス感染症による、小学校の休校措置や保育園・幼稚園等の休園などにより、あちこちから働くお父さん・お母さんの悲鳴が聞こえてきます。そもそも、学校が休校になっても、「低学年の子どもを家に放っておけない」「リモートワークになったものの、家に子どもがいるのでは仕事にならない…」「家にこもりっぱなしのストレスで、親子で不機嫌。なんとかして欲しい」など…。

この状況を救うべく、2020年3月利用分までの助成額が大幅にアップされていた内閣府の「ベビーシッター派遣事業(企業主導型ベビーシッター利用者支援事業)」ですが、4月以降の利用分についても助成額のアップが適用されることになりました。
また、これまで対象外であったフリーランスや個人事業主の方々も、新たに助成対象に加わるという発表もありました。

そもそも、「ベビーシッター派遣事業」とは?

「ベビーシッター派遣事業」とは、仕事や職場復帰のために利用する、民間のベビーシッター費用や、多胎児(双子や三つ子など)を養育しているご家庭で、民間のベビーシッターを利用した場合の利用料の一部が助成される制度です。
ベビーシッターの利用1回につき、対象のお子さん×2,200円の割引券が1日1枚まで(1か月に24枚まで)使えるというお得な制度なんです。つまり、1か月最大で、2,200円×24枚=52,800円の補助がもらえる!ということですね。

◆保育できる対象者などについては、こちらからご確認下さい。
企業主導型ベビーシッター利用者支援事業における「ベビーシッター派遣事業」の令和2年度の取扱いについて(内閣府サイト)
ベビーシッター費用の助成(国制度)

助成額の大幅アップが、4月以降も継続!

案外知らない人が多いと言われているこの制度。新型コロナウイルス感染症による特例措置として、2020年3月利用分までに限り、助成額の大幅アップが実施されていましたが、4月以降も継続されるということです。
では、特例措置によってどのくらいお得に利用できるのかを確認してみましょう。
【通常】1日1回だけ利用できる割引券(2,200円)が、1か月24枚まで配布される(1か月最大利用で52,800円の助成)
【特例措置】1日の利用回数に制限のない割引券(2,200円)が、1か月120枚まで配布される(1か月最大利用で264,000円の助成)
つまり、いずれも最大利用の場合、通常なら52,800円の助成が、264,000円まで増額になるということですね。
これは上手に活用しない手はありません。