必要な人に必要な支援を「令和6年能登半島地震 支援情報ナビ」

赤ちゃんが「寒い」と感じているサインは?

赤ちゃんが「寒い」と感じているサインは?
寒さが厳しくなってくると赤ちゃんの寒さ対策が十分か気になっているママパパも多いはず。赤ちゃんが寒さを感じているときのサイン、寒さ対策や注意点を紹介します。

  • 寒さを感じているときのサインは?
  • 寒さ対策のポイント

    寒さを感じているときのサインは?

    とくに乳幼児以下の赤ちゃんは体温調整機能が未発達のため、寒い環境にいると体温が下がってしまいます。外部環境の影響を受けやすく、まだ自分の気持ちを伝えることもできないため、寒さを感じているサインを見逃さず対策してあげたいものです。

    以下のような状態は、身体の内側が冷えているサインです。
    ・顔色や唇の色が悪い
    ・お腹や背中などの胴体部分、太ももなどがひんやりしている
    ・鼻水が出たり鼻がつまったりしている

    赤ちゃんは低い位置にいることが多く、冷気は下へ下がる性質のため、床や道路など下のほうにたまります。外出時や室内の気温が気になったら、お腹や背中に手を入れてチェックするようにしましょう。

    寒さ対策のポイント

    赤ちゃんに「寒い」と感じさせないための対策をいくつか紹介します。

    快適な室温や湿度を保つ

    赤ちゃんが快適に過ごせる室温は20℃から25℃で大人とほぼ同じですが、大人より体温が高く基本的に暑がりなので、寒さを感じているかをチェックしたうえで防寒対策をしましょう。大人の感覚で防寒対策をすると、暑すぎてご機嫌ななめになってしまうことも。

    また、冬は快適な室温をキープしつつ湿度も50%から60%になるよう心がけましょう。冬の乾燥が進んだ空気は赤ちゃんの大敵です。免疫が未熟で湿度が低くなると感染症にかかりやすくなるため加湿器は必須です。室温と湿度を均一にキープし、エアコンの風が直接あたらないように留意しましょう。

    赤ちゃんの肌は薄くて低温やけどを起こすリスクがあるため、ホットカーペットやこたつに寝かせたり、直接カイロや湯たんぽがあたるような使用はやめましょう。

    薄着+アルファの服装で調整する

    吸水性と速乾性の高い肌着+長袖ウェアを基本とします。室内では薄手のカーディガンやベストを着脱できるようにし、屋外ではそれにアウターを着せて、状況に応じて服装で調整できるようにしておきましょう。

    また、エアコンがきいた室内では、手足が冷たく感じても裸足で大丈夫です。手足は体温調整のためのセンサーの役割を持っているので、室内では露出して過ごし、靴下の着用は外出するときだけで大丈夫です。

    寒い日の外出は抱っこ

    寒い日はベビーカーを使用せず抱っこひもでお出かけするのもオススメです。ママの体温で温かく過ごすことができます。暑くなりすぎないように着せすぎには注意し、防寒ケープで冷たい空気や風を防いであげましょう。

    赤ちゃんが快適に過ごすためには、目安となる室温や湿度を保ちながら、赤ちゃんの様子に応じて、衣類などでこまめに調整してあげる必要があります。とくに屋外や室内を行き来するなど環境が変わる場合は、都度赤ちゃんの様子を確認してあげましょう。