必要な人に必要な支援を「令和6年能登半島地震 支援情報ナビ」

子どもの防災準備①事前に準備しておくとよいもの&よいこと

地震や台風など自然災害は突然やってきます。停電や断水などのライフラインが滞った時にどうすればよいのか、避難所ではどのようにしたらよいのか・・・赤ちゃんのいる家庭にとって心配は尽きません。もしもの時に備えて事前にやっておくべきことなどを紹介します。

ミルク訓練やおんぶ紐。事前の練習が力を発揮!

地震などの自然災害は、いつどこで起きるかわかりません。もし自宅が被災してしまったら、しばらくは避難所暮らしになることも考えられます。避難所での生活は赤ちゃんにはもちろん、ママにとってもストレスが大きいもの。普段は母乳のママも、災害時の緊張や疲れから母乳が出づらくなるケースもあるのです。そんな時のために赤ちゃんにも普段から哺乳瓶でのミルクに慣れておいてもらうと、ママの負担もぐっと軽くなります。

また、避難時はたくさんの人が一斉に避難することが考えられます。そのうえ建物や塀、街路樹などが倒れるなど、平坦な道があまりないことも。そうなるとベビーカーは使えません。足元が不安定な場合を考えると、足元が見えやすく、転んだりしても両手が使えるおんぶ紐で赤ちゃんをおぶって非難するのがより安全です。

昔はおんぶが主流でしたが、最近では赤ちゃんの顔が見えるよう前に抱きかかえるかたちの抱っこ紐が主流となっているため、おんぶの経験がないママや赤ちゃんが増えています。ですからいざという時のためにも、ママも赤ちゃんもおんぶに慣れておいたほうがよいのです。