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「歯磨きガーゼ」って何? 赤ちゃんの口内ケアの3ステップ

ステップ2 歯磨きガーゼでプレ歯ブラシ磨き!

歯磨きの体勢が大丈夫になってきたら、次のステップはガーゼを使ってチャレンジします。下の歯が生え始めた頃にスタートするのがよいでしょう。赤ちゃん用の歯磨きガーゼはいくつか市販されています。衛生面でも市販の使い捨てのものが安心です。使い方は、水かぬるま湯で湿らせたガーゼを人差し指に巻き付けたら、赤ちゃんの歯を軽くつまむようにして拭きます。このときに歯や歯茎を傷つけないよう、ごしごし擦らずやさしく拭くようにしましょう。

赤ちゃんは唾液の量が多く、最初に生えてくる歯は唾液で常に自浄されるので、この段階では汚れ落としに神経質になる必要はありません。まずはガーゼで歯磨きをして、赤ちゃんが口の中に物が入ってくることに慣れてもらうことがポイントです。

ステップ3 ガーゼに慣れたら歯ブラシにチャレンジ!

ガーゼの歯磨きに慣れて、前歯も上下生え揃ってきたら歯ブラシへ移行しましょう。最初は歯ブラシで磨くのではなく、感触に慣れることから始めます。おしゃぶりと合体した歯ブラシなどは、赤ちゃんも興味をもって歯ブラシを口の中に入れるようです。

歯ブラシでの歯磨きは、赤ちゃんを仰向けにして頭を動かないように抑えた状態で、赤ちゃんの唇や歯茎を指でカバーしながら、歯ブラシを小さく動かして磨いていきます。まだ自分でうがいはできないので、歯磨き粉などは必要ありません。歯磨きは食事が終わったタイミングで、歯磨きが楽しい時間になるように話しかけながら行いましょう。