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第二子出産で気をつけたい、上の子への接し方


これまで独占していたママが生まれたばかりの赤ちゃんにかかりきりになり、新たな弟や妹の登場で上の子の心にはさまざまな葛藤が生まれます。そんな時、「お兄ちゃんだから」「お姉ちゃんだから」とつき離さず、上の子にもちゃんと向き合って接していくことが大切になりますね。

出産前にしておきたい上の子の心のケア

赤ちゃんが生まれる時、ママは数日間は家を留守にすることになり、家に戻ってからも授乳などで赤ちゃんから離れられないため、上の子のお世話をする時間を作りたいと思っても物理的に難しくなってしまいます。

また、出産の予定日が近づくにつれて、なぜか上の子が抱っこをして欲しがったり、イヤイヤが激しくなったという話もよく耳にします。上の子にとってはなんとなく感じるものがあるようで、親が思っている以上に子どもはいろいろなことを感じたり、考えたりしているのかもしれません。

そのためパパやおじいちゃん、おばあちゃんなど周りにいる大人には「できるだけ第一子のことを優先してあげて」とあらかじめ伝えておくのもポイント。世界の大半がママで占められている小さな子どもにとって弟や妹の出現は、初めてのことや想像もつかないことが一度に押し寄せてくる大事件。さらに里帰り出産などで慣れない場所に預けられることは、子どもにとって大変なストレスとなります。あらかじめ場所に慣らしておくのが難しい場合は、預かってくれる人とテレビ電話で話すなど、少しでもハードルを下げる工夫を。そして、折に触れ「赤ちゃんが産まれても、ママは◯◯ちゃんが一番好き」と伝えてあげましょう。