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絵本の読み聞かせはいつから? どんなときがいちばん効果的なの?

読み聞かせの順番はある?

赤ちゃんの体の成長を考えると、4か月ぐらいまでは見る力よりも聞く力のほうが発達しているため、擬音語や擬態語がたくさん出てくるリズムのある絵本を選ぶとよいでしょう。音のリズムに合わせてトントンと触れてあげると赤ちゃんにとってもより楽しい時間になります。

4か月を過ぎたら色の鮮やかな絵本をチョイスしてみましょう。ちょっとした仕掛けがある絵本ならますます読み聞かせの時間が待ち遠しくなるはずです。

6か月を過ぎるころには周囲が少しずつ認識できるようになってきているので、赤ちゃんも一緒に体験できる内容の絵本がおすすめです。例えば「あっぷっぷー」といいながらほほを膨らませてみるなど、パパママと一緒に表情を真似して楽しめる内容がよいでしょう。さらに進んで10か月ごろには手足を使って動作を真似て楽しめる絵本を読んであげましょう。

こうした赤ちゃんの発達に合わせた絵本選びは、あくまでも赤ちゃんに絵本を楽しんでもらうためのひとつの目安です。対象年齢にこだわり過ぎて、肝心な赤ちゃんの興味を引き出せなければ本末転倒なので注意してください。