短い期間だからこそ有意義に! 冬休みの過ごし方
夏休みに比べて冬休みは2週間と短いですが、外が寒くて家で過ごすことも多く、年末年始の行事が続いて子どもたちの生活習慣が乱れがちに。短い期間だからこそ、有意義に過ごすためのアイデアを紹介します。
- 冬休みになっても「メリハリ生活」の工夫を!
- 家族全員で1年を振り返ってみよう!
- 「日本の文化」に触れる絶好のチャンス
冬休みになっても「メリハリ生活」の工夫を!
年末年始の休暇で自宅にいることが多くなると、ダラダラ過ごしがちな冬休み。
幼稚園や学校のように時間割がなく、冬は外で遊べる時間が短く家にこもりがちになるので、メリハリもつきにくいですよね。
そんなことになりがちな冬休みですが、通園や通学のときと同じ時刻に起床し、食事をするなど生活のリズムを崩さないようにするのがポイントです。
また、1日の時間割を決めて過ごさせるようにしましょう。まだ文字が読めない年の子には、やることを写真や絵にしてカードを作り、目に入るように貼っておくなどするのがおすすめです。
メリハリをつけるために、タイマーなどを利用して「ピピッって鳴ったらお片付けだよ」と伝えると、子どもがスケジュールをつかみやすく、リズムが生まれます。
やり終わったらカードを剥がしたり、裏返ししたりしてゲーム感覚でできるようにしましょう。
家族全員で1年を振り返ってみよう!
生活のリズムを整えることに加えて、冬休みの期間だからこそできることをやってみましょう。
4月が入園や進級、進学などの節目ですが、冬休みは1年の締めくくりの時期にあたるので、子どもと一緒に1年の振り返りをしてみてはいかがでしょうか。
1年を通して楽しかった思い出を家族で語り合ったり、写真を見返してみたりしてみましょう。
冬休みはパパママも年末年始休暇で家にいて家族が集まりやすいので、家族みんなで振り返ることができる絶好な機会です。
子どもの成長を振り返り、家族みんなで楽しい思い出を共有することは、子どもが幸せを感じて自己肯定感に繋がります。
また、できなかったことにフォーカスするのではなく、今年がんばったこと、できるようになったことを振り返るようにすると子どもを前向きな気持ちにさせます。
さらに来年の目標を立てたり、3学期にやりたいことのリストを作ったりするのも、絶好の機会なのでやってみましょう。
「日本の文化」に触れる絶好のチャンス
冬休みの期間は、大晦日やお正月、七草粥など日本の伝統行事が多い時期でもあります。この機会を利用して子どもと一緒に日本文化の体験や知識を深めてみるのもおもしろいですね。
「年越しそばはなぜ食べるのか?」
「お節料理の意味は?」
「門松はなぜ飾るのか?」
など、大人でも知らないことが多いので、子どもと一緒に調べたり、お正月の準備を手伝わせたりするのがおすすめです。
伝統的な遊びの凧揚げやすごろく、かるたなどを楽しむのもよいでしょう。
子どもにとって、新鮮な体験となり家族との楽しい思い出を作ることができます。
また、年末年始は大掃除やお正月の準備で親は忙しいので、子どもの相手やお世話ばかりできないことも。
そういったときは簡単な家事を担当としてやってもらう、大掃除を手伝わせる、など子どもの冬休みの予定表に入れてチャレンジさせてみましょう。
家事を手伝ってもらうと同時に、自分で出したものはお片付けをする、洋服は自分で着るなど子ども自身の習慣を見直すよい機会にもなりそうですね。
冬休みは短い期間とはいえ、年末年始休暇でパパやママが家にいることが多く、子どもと接する時間も長めに取ることができます。
子どもや家族みんなで1年のがんばりや思い出を振り返ったり、日本の伝統行事に触れ合ったり、子どもと一緒に楽しみましょう。