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初めての子連れ新幹線! 気を付けることは?


帰省や旅行などで、初めて新幹線に子連れで乗る際は事前準備が大切です。あらかじめ気を付けておきたいことや、必要なグッズ・持ち物について紹介します。

  • 新幹線に乗る前に知っておきたいこと
  • 食事はどうする?
  • あったら便利な持ち物は?

    新幹線に乗る前に知っておきたいこと

    初めて子どもと一緒に新幹線に乗る際には、パパもママも心配が尽きないことでしょう。とくに、泣いたりぐずったり騒いだりしたら、周囲に迷惑をかけないかと不安になることも多いと思います。

    まず知っておきたいのは、新幹線には多目的室というものがあること。体の不自由な人が優先ではありますが、授乳や着替えなどに使用することができるので、チケットを取る際には、近くの席をおすすめします。ただし、使用したいときにすぐ使用できるとは限らないので、その点は留意しましょう。
    多目的室近くの席以外でおすすめなのは、おむつ交換台が設置されたお手洗いがある車両です。
    ベビーカーで移動するのであれば、一番前の席もよいでしょう。一番前の席は他の席より足元が広いので、折り畳んだベビーカーを比較的置きやすい席となっています。なお、新幹線によっては「特大荷物スペースつき座席」や「特大荷物コーナーつき座席」があるので、乗車前に予約することで、ベビーカーやスーツケースなどの荷物を預けられます。

    そのほか、新幹線によっては子連れ専用車両を設けていたり、キャラクターが描かれた特別な車両を運行したりすることもあります。
    山陽新幹線には、お子様向け運転台が設置されていて、走行中の車内でハンドル操作を行うことにより、実際に新幹線を運転しているような臨場感を味わうことができるそうです。
    事前に乗車予定の新幹線についてよく調べておきましょう。

    食事はどうする?

    移動中の子どもの食事はいつも、パパママを悩ませるものですね。幼児食になれば、駅で売っている子ども用のお弁当やパンなど選択肢が広がりますが、もっとも悩ましいのは、離乳食期ではないでしょうか。段階によって固さが異なる離乳食は、事前にレトルトのものを用意して持参することをおすすめします。手作りで頑張っているママも多いと思いますが、季節によっては傷んでしまう心配があります。最近のレトルトは、衛生面はもちろん、味も濃すぎず、栄養面でもバランスがよく、とても使いやすいものになっています。月齢に合わせた固さであることはもちろん、メニュー展開も豊富です。また、持ち運びを前提としたものには、スプーンもついてきます。ベビー用品店などでたくさん出ているので、じっくり選んでみましょう。

    あったら便利な持ち物は?

    授乳中の方は、多目的室を利用できない可能性があることを考えて、授乳ケープを持っていきましょう。2~3歳くらいまでのお子さんには、食事をする際のエプロンや、使い慣れているフォーク・スプーンなどもあったほうがよいです。
    お菓子などは駅の売店などで買えますが、乳幼児用はあまりないので、持参したほうが安心です。

    さらに、数時間乗車することを考えると、子どもが飽きずに、ある程度集中して楽しめるおもちゃを持ち込むのもポイントです。例えば、シールブックや、塗り絵、ブロックなどはおすすめです。新品のおもちゃを用意しておいて、新幹線に乗るときに渡すのもよいでしょう。
    子どもはじっと椅子に座ってい続けることはできないものですし、靴を脱ぎたがることもありますので、小さめのレジャーシートがあると便利です。座席の下に敷けば、席を座ったり降りたりするたびに靴を脱ぎ履きさせる必要がなくなるので、汚れを気にせずに済みます。

    小さな子どもを連れての新幹線移動は大変です。しっかり事前準備をしておくことで少しでも快適に過ごしたいですね。