親子で安心!ハロウィンの仮装アイデアとフェイスメイク
10月といえばハロウィン。仮装やフェイスメイクに憧れるお子さんも少なくありません。ここでは、動きやすさを意識した仮装アイデアや肌にやさしいメイクの選び方を紹介します。
- 動きやすさが第一!子どもの仮装アイデア
- 子どもの肌にやさしいハロウィンメイク
- まとめ
動きやすさが第一!子どもの仮装アイデア
ハロウィンの衣装といえば、定番のパンプキンや魔女・バンパイアから、ヒーローやプリンセスなどの華やかなものまでさまざまです。ですが、子どもにとっていちばん大切なのは「動きやすさ」と「安全性」。衣装を選ぶときは、次の点に気をつけましょう。
● 裾が長すぎないか(転倒防止)
● 帽子やマスクで視界がふさがれないか
● 首まわりに長い紐やリボンがないか(引っかかり防止)
さらに、夜に外を歩く予定がある場合は、反射テープや光るブレスレットをプラスすると安全性が高まります。
衣装は市販品を購入すれば手間がかからず、デザインも豊富にそろっているのが魅力的です。
コストを抑えたいときは、100円ショップや300円ショップなどのアイテムも便利です。魔法使い風のとんがり帽子やマントなどが販売されていますので、とんがり帽子とマントを組み合わせるだけで、簡単に「魔法使い風」の仮装が完成します。
一方で、家庭にあるTシャツや布をアレンジして手作りするのも、親子で楽しめる体験になります。例えば、黒いTシャツにフェルトで作ったコウモリの羽をつけたり、オレンジ色の布をマント風に結んだりするだけで、オリジナルの仮装ができます。
子どもの肌にやさしいハロウィンメイク
ハロウィン気分をぐっと盛り上げてくれるのがフェイスメイク。最近は、100円ショップやネット通販でも、フェイスペイントやタトゥーシールといったメイクアイテムを手軽に購入できます。ですが、中には子どもの肌に負担となる成分が含まれている場合もあり、実際に消費者庁や国民生活センターには、肌トラブルの事例が報告されています。
タトゥーシールやフェイスペイントによる肌トラブルが発生!-除去の際の肌トラブルや金属アレルギーにも注意が必要です-(国民生活センターWebサイト)
安全なアイテムを選ぶポイント
◆成分表示を確認
「無毒」 「人体に有害な物質を含まない」 「子どもにも安心」などの表示があると安心です。
◆安全規格の表示
EN71-3やEC No 1223/2009などの基準をクリアしているものは、より信頼性があります。
◆対象年齢をチェック
キッズ向けコスメセットは対象年齢が商品によって異なり、6歳以上向けのものもあれば、3歳から使えるものもあります。必ず表示を確認して選びましょう。
◆落としやすさ
「水や石けんで落とせる」 「ウエットティッシュで拭き取れる」といった表示があると、肌への負担を減らせます。
タトゥーシールの場合
タトゥーシールを選ぶときは、絆創膏と同じレベルの安全性の糊や医療用テープを使ったもの、ISO認証やパッチテスト済みの商品を選ぶと安心です。表示がない場合は、市販の絆創膏をベースにしてシールを貼る方法もあります。絆創膏の表面にシールを貼って形に合わせてカットすれば、肌に直接貼らずに楽しめます。
使用前のひと工夫
どんなに安全とされる商品でも、肌との相性は個人差があります。使用する前に必ず腕の内側でパッチテストを行いましょう。赤み・かゆみ・腫れなどの異常が出た場合は使用を中止し、必要に応じて皮膚科を受診してください。
子ども向けハロウィンメイクの例
子どもには、顔全体を塗るよりも、ほっぺにワンポイントメイクする方が肌への負担が少なくておすすめです。もう少し本格的にしたい!という場合は、猫メイクやプリンセスメイクもあります。
◆ワンポイントメイク(かぼちゃ・蜘蛛の巣・コウモリ・おばけ・傷など)
専用のフェイスペイントやペンを使い、ほっぺに小さなイラストを描いてみましょう。かぼちゃやコウモリなど簡単なモチーフでも、ぐっとハロウィンらしい雰囲気になります。見本の画像を用意して事前に練習しておくと、当日も安心です。
◆猫メイク
専用のペンや絵の具などを使って、目じりにアイラインを引き、鼻とひげを描きます。髪の毛を猫の耳風にまとめたり、猫耳のカチューシャをつけたりすると、より一層雰囲気が増します。
◆プリンセスメイク
子ども向けのメイクセットで、リップやアイシャドウ、チークをほんのり塗りましょう。衣装と合わせると華やかになります。
まとめ
ハロウィンは、子どもにとってワクワクいっぱいの特別な日。けれども、安全への配慮がなければ、思わぬトラブルにつながることもあります。
動きやすく安全な衣装を工夫する、肌にやさしいメイクアイテムを選ぶ、といった点に気をつけて準備し、安心してハロウィンを楽しみましょう。