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「陣痛がきたらやることリスト」を作っておこう

「陣痛がきたらやることリスト」を作っておこういつ陣痛がきても慌てないように「陣痛がきたらやることをリスト」を作って心構えをしておくと安心です。やるべきことを再確認しつつ、パパとも共有して協力を仰ぎましょう。

  • 陣痛が来るとどうなるの?
  • 出産の流れに沿って「やることリスト」を作成しよう
  • リストに手続き系も追加しておこう
  • 陣痛中のお役立ちグッズいろいろ

    陣痛が来るとどうなるの?

    テレビドラマなどでは陣痛=突然の痛みのように描かれていますが、はじまりは生理痛のような下腹部の痛みです。そのため最初から陣痛だとはっきり気づけるのは稀です。弱い痛みから徐々に強くなり、10分間隔になる、または1時間に6回以上痛みが来たとき、本格的な出産のスタートとなります。そうなったらかかりつけの産婦人科に電話をしましょう。

    陣痛前におしっこを漏らしたかのように水(羊水)が膣から出てくることがあります。これが破水(前期破水)です。破水は子宮口が全開になってから起こるのが一般的ですが、陣痛前に起きてしまうことがあります。この場合はすぐに病院に電話をして指示を受けましょう。清潔に保つ必要があるため、破水が起きたらお風呂やシャワーには入らないようにしてください。

    出産の流れに沿って「やることリスト」を作成しよう

    個人差はあるものの、陣痛がはじまっても出産までにはまだ時間があります。次のようなイメージで陣痛がはじまったらやることをリストにしておいて、焦ることなく体と心を整えていきましょう。

    • 陣痛が起こる間隔を測る。10分間隔になったら病院に電話をする。
    • 入院バックを玄関に準備する。
    • 家族に連絡する。パパが仕事などで離れていれば連絡を入れる。両親や兄弟にも状況を伝える。
    • 食事を摂る。出産までは数十時間要することもあるため、病院に行く前に栄養補給をしておく。
    • 出産後は2~3日お風呂に入れないため、破水していなければお風呂に入る。
    • アクセサリーやコンタクトを外しておく。

    陣痛がはじまったらベッドにじっと横たわるだけではなく、歩いて気分転換をしましょう。歩くことで赤ちゃんが下に押し出されて出産を促す効果もあり、メリットが大きいのです。ただし、破水しているときは動き回ると羊水がどんどん流れてしまうので、動き回ることは避けましょう。

    リストに手続き系も追加しておこう

    出産後は心も体も余裕がなくなっていきます。そんなママにとって何より心強いのがパパの存在。困ったときにはふたりで協力できる体制ができているのが理想的です。
    そこで出産後にママパパそれぞれがやるべき手続きについてもリスト化しておけば、いざというときに慌てなくて済みます。
    出産に関わる次のような手続きについてはぜひパパに協力してもらいたいところ。事前にしっかり話し合っておきましょう。

    <赤ちゃんの出生で必要なおもな手続き>
    ・出生届
    ・健康保険の加入
    ・乳幼児医療費助成
    ・児童手当
    ・出産手当金
    ・出産祝い金(自治体により異なる)

    陣痛中のお役立ちグッズいろいろ

    最後に先輩ママたちが陣痛のときに役立ったという便利グッズを紹介します。
    ・クッション:しがみついたり、もたれたり、つらいときはたたいたりできて大活躍
    ・飲み物:ストローがあると寝たまま飲めて便利
    ・リップクリーム:口呼吸で唇が荒れがち
    ・靴下:足が冷えるとカラダ全体の冷えが強くなるため足を保温
    ・テニスボール:腰に押し付けて左右にゴロゴロすると、陣痛が和らいで楽になる

    これらも事前に準備してリストに書き加えておくと、より安心です。