なるべく早く気づいてあげたい！ 子どもの弱視

弱視の治療

治療方法は弱視の種類によって異なりますが、基本的にはメガネをかけて矯正することが多いようです。また必要に応じて目薬の投与もあります。

屈折異常弱視の場合は、原因となる遠視や乱視を矯正するメガネをかけます。

不同視弱視や斜視弱視の場合は、遠視や乱視を矯正するメガネをかけるとともに、視力がよいほうの目をアイパッチ（眼帯）で隠して、弱視になっている目をたくさん使う訓練をします。

形態覚遮断弱視の場合は、原因となる眼瞼下垂や白内障などの治療を行ったあと、必要に応じてメガネやアイパッチなどで訓練します。

弱視を治療できる年齢は一般的に8歳くらいまでと言われていて、治療の効果は個人差が大きく、数か月から数年かかる場合があります。また、定期的な視覚検査や目薬の処方、メガネの調整のために、頻繁な通院も必要になるようです。