いよいよ鍵デビュー! 子供に家の鍵を持たせるときの注意点は?
鍵デビューするときは留守番ルールも決める
次に留守番のルールです。親が帰宅するまでの間、一人で待つことになります。子供に留守番させるにあたって大事なポイントを紹介します。
誰が訪ねてきても絶対に対応しない
留守番中にインターホンが鳴っても、モニターで確認したりドアを開けたりなどの対応をしないように伝えましょう。
親から以外の電話には出ない
留守番中の電話についても、親からかかってきた電話以外は出ないように伝えましょう。自宅に固定電話がある場合は、予め親の携帯に転送設定しておく、留守番電話の伝言メッセージを設定しておく、などもオススメです。
子供との連絡手段を決めておく
何かあったときに親子で連絡がとれるように子供との連絡手段を決めておいて、いざというときにお互い連絡がとれるようにしておきましょう。自宅の固定電話の着信音を両親からの場合はメロディーを変える、両親の電話番号を登録しておき子供が間違えず発信できるように教えておくなど対策をとってください。最近は子供スマホを持たせたり、スマートスピーカーを使ったり、タブレットや使用しなくなったスマホ端末にチャットツールをインストールして連絡をとれるようにしている家庭もあるそうです。
出かける前に、家全体の施錠と、火災の恐れがあるものは対策をしておく
小窓など含めてきちんと施錠しておき、ライターやストーブなど火災につながる恐れのあるものは予め防止の対策をしておきましょう。
長時間の留守番の場合は、定期的に連絡を入れる
とくに小学校中学年くらいまでで1時間以上留守番をさせる場合は、定期的に連絡を入れて様子を確認しましょう。
今回紹介した内容以外にも、子供の位置情報を確認できるサービスや室内カメラを活用したり、玄関の施錠を電子錠に変えたりなど、さまざまな方法があります。
子供の成長とともに、子供も自宅の鍵を扱えるように、そして留守番できるように練習するタイミングがやってきます。なぜそうするのか、ルールの背景をしっかりと説明して理解してもらうことが何より大切です。事前に練習してルールの理解を確認してからスタートしましょう。