いつまでにいくら貯める?子育て家庭の貯金法
子どもが成人するまでは、生活費に教育費…と、とにかくお金がかかるもの。何かと物入りな子育て家庭が貯金するためのコツを紹介します。
子育て家庭はお金がかかる!
赤ちゃんのうちは、オムツやミルク、着替え程度で済んだ費用も、子どもが育つとともに徐々に増えてきます。乳児期から幼児期に移行すると、保育園・幼稚園などの教育費にはじまり、習い事や食費、娯楽費など、多岐にわたるようになるもの。
その他にも、パパママ世代は、住宅や自動車のローンを抱える人も多く、将来に向けて費用はかさむ一方ですね。子どもの進学のことを考えると、できれば乳児期・幼児期のうちに、計画的に蓄えておきたいと考える人も多いのではないでしょうか。
いくらくらい貯金できればOK?
文部科学省「平成28年度子どもの学習費調査」によると、幼稚園に入園する3歳から高校3年までの15年間、すべて私立に通った場合の学習費総額は約1770万円、すべて公立に通った場合は540万円になるといわれています。すべて一括で用意しなければならないわけではありませんが、来る将来に向けて、一体どのくらいの額を貯金しておけばよいのでしょうか。
まず、毎月かかるお金と年に1・2度まとめて支払わなければならないお金に分けて考えましょう。毎月かかるのは、高校までです。
大学に進学したり、留学などの選択をしたりすると、ある程度のまとまったお金が必要になります。
親が、「うちはずっと公立でOK、留学はしないな」なんて考えていても、子どもの状況は変わるもの。そのあたりを考慮しておきましょう。