必要な人に必要な支援を「令和6年能登半島地震 支援情報ナビ」

「きょうだいの子育て」は、コミュニケーションのバランスが大切

きょうだいチームで連帯感の醸成を

ある程度年齢が進むと一緒に遊べるようになりますが、小さいうちは1、2歳の年の差でも力の差が大きいため、同じように遊ぶことがなかなか難しいもの。そんなときは、普段の暮らしのなかで「きょうだい同士のチーム」を意識させることで連帯感が生まれやすくなります。

きょうだいのチームとは、たとえば家族みんなでトランプやゲームで遊ぶときは、子どもチームと大人チームで分かれて対戦してみたり、レストランで座る際には子ども同士を隣り合わせにするなど、きょうだいのコミュニケーションを促す形を作ってあげることです。そうすることできょうだいが団結してがんばろうとしたり、上の子が下の子を助けてあげたりする場面が出てきます。とくに上の子は、パパママから「下の子を見てあげてね」と声をかけられることで誇らしい気持ちになり、がんばる原動力になるのです。