ママ必見!子どもと外遊び中の日焼け対策
産後のホルモンバランスの乱れも日焼けトラブルの原因に
もう一つ、日焼け対策に大きく影響するのがホルモンバランスの崩れです。
女性ホルモンにはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2つがあります。
妊娠中はエストロゲン・プロゲステロンともに分泌量が増えて、肌のツヤやハリはよくなりますが、産後は急激に減ってホルモンバランスが崩れます。とくにエストロゲンは肌の水分量を増やし、コラーゲンの産生を促す作用がありますが、産後は分泌量が減るため、肌の乾燥やダメージが起こりやすい状況です。
さらに産後は赤ちゃんのお世話によって睡眠不足やストレスなどで生活習慣が乱れがちとなり、肌トラブルを起こしやすくなります。
加えて紫外線を浴びてしまうと、ダメージを受けやすくなり日焼けによるシミやシワが発生しやすくなるので産後はとくに気をつけましょう。
春からしっかりUV対策をする
うっかり日焼けしないためにも日焼け対策をしましょう。いくつか対策例を紹介します。
日焼け止め化粧品
日焼け止めの表示は「SPF」と「PA」があります。SPFはUVBに対する、PAはUVAに対する防御力で、数値や+表示が多いと効果が高いといわれています。
日常生活であればSPF10~20、PAはPA+~PA++くらいでもOKですが、屋外での軽い遊びやスポーツはSPF30以上、PA+++を選びましょう。
長時間のレジャー時やマリンスポーツを楽しむ場合はSPF50以上、PA++++を選ぶのがおすすめです。
なお、帰宅後は紫外線によって肌は乾燥しているので、日焼け止め化粧品をしっかり落とした後は化粧水や乳液を塗って保湿し、日中に受けた紫外線のダメージを防ぐようにするのがポイントです。
UVカット機能のある衣服
紫外線は洋服の上からでも容赦なく通ります。気がつかないうちに日焼けしてムラになっていることもあるので、UVカット機能のあるウェアやアームカバーなど利用するのがおすすめです。
サングラス
目にUVが入ると、脳が「強い日差しが眼に入ってきた」と判断して、肌にメラニン色素を出す命令を出します。このメラニン色素が肌を浅黒くさせる原因に。ちなみに紫外線から目を守るためには、レンズの色に関わらずUVカット機能がついたサングラスでないと意味がないようです。
UVが目に与える影響は日焼け以外にもいろいろあるので、興味のある人は調べてみてください。
春だからとまだ大丈夫と安心せず、子どもと長時間、外遊びするときはしっかり日焼け止めや帽子や衣類などで紫外線をカバーするようにしましょう。