ついつい子どもに怒ってしまう…どうすればよい?
「怒り」と「行動」の間に“スペース”を持とう
例えば、自分が時間的に余裕があったり、気持ちが穏やかだったりする時に、同じことをされても怒るでしょうか? 感情的になったら、まず自分の心を冷静に見つめるという作業をしてみましょう。
感情が揺れ動いたらすぐに言動に移すのではなく、その間にスペース(≒空白の時間)を持つことを意識するだけでも、自分をコントロールできるようになると思います。「あ、いま私は怒っているんだ」と考えるだけでも客観性が生まれるのです。ちなみに、何事においても「子どもは大人の8倍の時間がかかるもの」という説があるそうです。「早くして!」と思っても、口に出す前に8秒カウントしてみましょう。わずか8秒の間に怒りが薄れていくことを実感できるかもしれません。