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2歳児に”思いやりの心”を育むには・・・

2歳児になってくると、身体的な面だけではなく、感情面でも保護者のサポートが必要になるといえそうです。お友達と一緒に遊べるようになるこの年齢ならではの「思いやりの心」をどう育んでいくのか、考えてみましょう。

2歳児の思いやりの心って?

イヤイヤ期真っ最中の2歳児。親にはもちろん、お友達にも思いやりの心なんてとても持てないのではないか、と思う人も多いのではないでしょうか。この時期になると、赤ちゃんの頃は見えていなかった周囲が少しずつ見えるようになります。ですが、まだ言葉はうまく話せません。だからこそ、お友達が持っているおもちゃが欲しい時には、奪ったり、噛みついたり、叩いたりと、目が離せない年齢でもあります。ですが、2歳の子どもたちにも思いやりの心はあります。そして、それを育てることもできるのです。

感情を言葉で伝えてみよう

例えば、パパやママが悲しい思いをしたり、痛がっていたり、泣いていたりすると、「どうしたの?」「痛い?」「大丈夫?」と声をかけてくれることがあります。そんな時には、どうして悲しいのか、言葉で伝えてみましょう。例えば、子どもがお友達のおもちゃを奪ってしまい、相手が泣き出してしまった時には、頭ごなしに「ダメでしょう!」と言うのではなく、「ママは悲しいよ」と伝えてみましょう。また、逆に本人がつらい思いをした時には「嫌だったね」「痛かったね」と感情を言葉にしてあげましょう。すると、心が落ち着き、だんだんと「お友達にもしてあげよう」という思いやりの心が芽生えてくると言われています。