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改めて知っておきたい! 離乳食3つの役割

改めて知っておきたい! 離乳食3つの役割
生後5~6カ月を目途にスタートする離乳食。母乳やミルクを吸うことから形のあるものを食べられるようになるための大切なステップであり、成長における栄養素を補うものですが、それ以外にも大きな役割があります。赤ちゃんの成長のために大切な離乳食の役割を改めてチェックしましょう。

役割1 かむ力を発達させて「食べる力」をつける 

生後5~6カ月くらいまでの赤ちゃんは母乳やミルクを飲むことはできますが、食べ物をかみつぶし、飲む込む能力は未発達です。そのため離乳食では、赤ちゃんに食べ物をかんで「食べる力」をつけさせることが重要な役割になります。成長に従って徐々に食べられる食品の量や種類を増やし、赤ちゃんが自分で食べられるように促します。

離乳食によって、まずは舌やあごの使い方を覚えます。舌を使って食べ物を取りこみ、上あごを使ってつぶしたり、歯茎の上ですりつぶしたり、など離乳食のステップによって、かむ力を発達させます。
赤ちゃんのかむ力と食べ物の固さや大きさがうまく合うと、離乳食のステップがさらに進みます。
赤ちゃんによって進み具合は違うので、焦らず赤ちゃんの成長に合わせて離乳食を与えるようにしましょう。