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「飛行機」や「ブリッジ」赤ちゃんがカラダを反り返らせるのはなぜ?


ぐいーんと背中を反り返らせてブリッジしたり、うつ伏せ状態からえび反りして飛行機のようなポーズをする赤ちゃんの不思議な行動。じつはこれ、筋肉を伸ばす行為で、成長の過程で起こることと言われています。今回は赤ちゃんのそんな行動について解説します。

ブリッジをはじめるのはいつごろから?

ママのお腹の中では小さく丸まっていた赤ちゃん。お腹から外に出たことでようやく姿勢をまっすぐ保つ力がつき始めます。最初の頃はその力加減がうまくできずに、背中側の力が強く働いてえび反り状態になったりするのです。こうした反り返りは多くの赤ちゃんに見られるので、生理現象の一種とも言えます。
生後2か月から3か月頃の赤ちゃんには、手足や全身をぴーんと突っ張った状態になることがあります。これは未熟なために脳と筋肉がうまく結びつかないことが原因と言われていて、必要以上に手足や全身に力が入ってしまうようです。いわゆるうつ伏せで反り返る「飛行機ポーズ」や頭を支点に反り返る「ブリッジ」は、早い子だと4か月頃からやり始め、一般的には生後5か月から6カ月頃に多く見られますが、カラダの成長とともに1歳ぐらいまでには自然と治まることが多いようです。