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子どもの好き嫌いはなぜおきる? どう克服させる?

好き嫌いを克服するには?

結論からいうと偏った食事でなければそれほど心配する必要はないようです。野菜に含まれている栄養素は、ほかの食材からも摂ることができます。とくに幼児期はいろいろな食感のものをどのように食べるのかを経験する時期といわれています。嫌いなものをわからないようにして何とか食べさせようとするよりも、食べられるものでさまざまな食感を体験させてあげるほうが大切かもしれませんね。

そして、嫌いなものを隠さないこと。味や形状をごまかしたりせず、大きさや硬さを子どもの発達に合わせて調整してみましょう。苦手な食べ物もちゃんと見せ続け、他の人がおいしそうに食べる様子を見せると、そのうちつられて食べるようになるかもしれません。

嫌いなものを好きになるのはなかなか難しいものですが、みんなで「おいしいね」「これは何かな」とおしゃべりしながら食事の時間が楽しいものになれば、自然と子どももいろいろな食材にチャレンジするようになっていきます。

お手伝いなどができる年齢になってきたら、調理を手伝ってもらうのもひとつの方法。自分で調理することで嫌いな食材にも興味を持つようになり、ちょっと食べてみようかなと気持ちの変化につながってきます。