そろそろかな? トイレトレーニングの始め時と進め方
トイレトレーニングの進め方
まずは「排泄はトイレ」という意識付けから始めます。子どもが好きな絵本やDVD・動画などで「トイレに行く」という行為、「おしっこ」「うんち」という言葉の意味について知ってもらうことからスタートします。
トイレに興味を示すようになったらトイレに誘ってみましょう。子どもにとってトイレのイメージがよくなるよう、トイレ内は明るくして好きなキャラクターを飾るなど工夫する人も多いそうです。子どもが嫌がらなければ補助便座やおまるに座らせてみましょう。大切なポイントは無理強いしないことです。まずはトイレに慣れることが目的なので、嫌がる場合は焦らずその場は切り上げて「出かける前」「食事の後」「就寝前」など、一定のタイミングで繰り返しトイレに誘ってみてください。どうしても嫌がる場合はトイレにシール表を作りトイレに行けたらシールを貼れるなど、子どもの好みに合わせてトイレに行く楽しみを作る工夫をしてみてください。
便座に座ってうまくおしっこやうんちが出た場合は「おしっこできたね」「うんちできたね」と一緒に確認することで、少しずつ自分で「おしっこが出た」という感覚をつかんでいきます。トイレに抵抗なく行くようになってきたら、トレーニングパンツを履かせてみましょう。「おにいちゃんパンツ」「おねえちゃんパンツ」などと称して子どもに好きなトレーニングパンツを選ばせると、特別感が出て喜んではいてくれたりします。「パンツの中でおしっこすると気持ち悪いし、トイレに行こう」という気持ちが出てきたらおおむね成功です。
トイレトレーニングを成功させる大切なポイントは叱らないこと。失敗するごとに叱っているとトイレが嫌になってしまいます。トイレに座れた、おしっこがうまくできた、その成功を一緒に喜び褒めながら、温かく見守りサポートしてあげましょう。
トイレトレーニングは一進一退。最初からうまくいかなかったり、順調だったのに急に嫌がるようになったり、することも。その場合も焦らず無理強いせず、子どものペースに合わせてサポートしてあげてくださいね。