気をつけながら取り入れたい「ベランダ遊び」
外で思いきり遊ぶことができない時期に、活躍するのがベランダです。
落下などの危険を取り除きながら、近隣への配慮をしたうえで、子どもと一緒に楽しむための方法を紹介します。
ベランダ遊び、何ができる? 1~2歳児編
1歳から2歳の頃は、ベランダに好きなキャラクターのマットやビニールシートを敷いて、立っちや歩く練習、おままごとなどを楽しんでみてはいかがでしょうか。
この頃はまだ動ける範囲が限られている年齢ですが、危険を少しでも取り除くためにも、できるだけ座って遊べるようにするとよいですね。
また、洗濯物を干したり、取り込んだりする際にお手伝いしてもらうことも、立派な「お遊び」になります。お人形の洋服などを子どもに任せれば、楽しんで参加してくれるでしょう。他にも、ベランダでお花や野菜、ハーブを育ててみては。簡単に始められるキットが市販されています。小さなじょうろで毎日の水やりを担当してもらうのもおすすめです。
遊びが広がりもっと楽しめる! 3歳児編
1歳や2歳の頃と比べ、できることが増える3歳児。座っておままごとをしてるだけでは、飽きてしまうかもしれません。例えば、小さなバケツにお水とおもちゃを入れて遊んだり、テーブルを出して粘土やお絵かきをしたり、シャボン玉をするという手も。
ただし、水遊びの水が近隣のベランダに流れたり、おもちゃが下の階に落下したりしないように注意しておくことは必須です。意外に遠くまで飛んで行くシャボン玉も、近隣の家で干されている洗濯物や欄干に付着することも多いようです。住宅の構造や周りの状況によって、迷惑がかかることもあるので、よく確認しましょう。
また、広さがあるルーフバルコニーなら、幼児用のお砂場セットやミニブランコなどの遊び道具を取り入れるのもいいですね。他にも、ベランダにテントを出して、キャンプ気分を楽しむ「ベランピング」も人気です。人工芝を敷けば、裸足で出られるので遊びの幅が広がりそうです。。
集合住宅の場合、ベランダは隣とひと続きになっているケースも多いので、声のボリュームや足音などには充分気をつけましょう。
みんなが自粛のストレスを抱えている時期なので、隣近所にひと声かけて挨拶しておけると安心ですね。
次のページでは、遊ぶ前に気を付けておきたいことを紹介します。