ママだってワクワクしたい!クリスマス絵本4選
街はイルミネーションで彩られるクリスマス。外に出かけるのもいいですが、暖かいお部屋でのんびり絵本を楽しむのもいいですね。小さな子どもが喜ぶ絵本、ママだって楽しみたい!クリスマスの絵本ならなおさらです。
今日はママにいっぱい叱られたから、サンタさん来ないかもしれない…と心配する男の子の話や、「またクリスマスか!」としぶしぶ起きだす本当はさむがりやのサンタさんのお話、サンタさんの裏側に潜入した気分になれる百科事典のような本、そもそもクリスマスとは?を語る絵本など、おススメの4冊をご紹介します。是非!ママも一緒に楽しんで素敵なクリスマスを!!
『よるくま クリスマスのまえのよる』 酒井駒子 作
明日は楽しいクリスマス。「わるい子にはサンタさんこないのかしら?」心配で眠れない”ぼく”のところに遊びに来た友達の”よるくま”。ぼくにはサンタさんこないのかもしれないね、だってぼく悪い子だから。きょうママにいっぱいしかられたから」という”ぼく”をそっと抱きしめてくれる優しい”よるくま”。そこから、クリスマスイブの夜の街を空から眺める冒険が始まります。その時”よるくま”が見つけたものは?”ぼく”にはサンタさんが来たのでしょうか?何回読んでも、”ぼく”の気持ちにドキドキしながらページをめくり、最後はお母さんのぬくもりにホッとさせられるあたたかいおはなしです。
『さむがりやのサンタ』レイモンド・ブリッグズ作 すがはらひろくに訳
12月24日の朝、南の島で気持ちよくお昼寝をしている夢を見ているサンタさんが目覚まし時計で目を覚ますところから、子ども達にプレゼントを配り終え、夜の眠りにつくまでの長い長い1日を描いたおはなし。「やれやれまたクリスマスかっ!」というサンタさんのため息で始まる朝、ごはんを食べ、お弁当をつめ、トナカイに餌をやり、サンタさんの赤いユニフォームに着替え、倉庫からプレゼントを運んでそりにのせ…。と細部にまでこだわった描写がとても楽しい絵本です。特にプレゼントを配り終えて家に帰り、ベットに入るまでのサンタさんの様子が最高。大仕事を終えてお酒をのんでテレビをみながらウトウトしている姿なんて、本当にキュート。サンタさんも普通のおじいさん?と嬉しくなっちゃいます。サンタさんの一日は確かにこんなに大変なんだろうな…。サンタさん、今年もプレゼントありがとう!と思わせてくれる1冊です。