赤ちゃんの大量よだれ、いつから始まっていつ終わるの?
たくさんのよだれで口のまわりが濡れている赤ちゃんをよく見かけます。拭いても拭いてもどんどん出てくるよだれ。赤ちゃんはどうしてよだれが多いのか、いつまで続くのか、注意点はあるのかなど、気になるよだれについて解説します。
よだれのはじまりとおわりの時期
よだれは唾液がそのまま口の外に出てしまったものを言いますが、唾液というのは常に分泌されており、口の筋肉によって口の外に垂れないようになっています。大人であれば唾液が多くなれば自然と飲み込んだり、口を閉じたりしますね。でも赤ちゃんは、まだ口の周りの筋肉が発達していなくて、脳がコントロールするチカラもまだまだ未熟。口元が緩いうえに唾液を飲み込むという意識もないので、そのまま唾液がよだれとなって口の外に出てしまうのです。
赤ちゃんのよだれが出始めるのは生後2、3か月頃からが一般的で、生後8か月から9か月頃には口の周りの筋肉がついてきて唾液を飲み込むことも上手にできるようになるといわれています。一般的には、おおよそ1歳頃になるとよだれが落ち着いてくるようです。