夜中におめめぱっちり! 寝不足なはずの赤ちゃんが覚醒するのはなぜ?
睡眠不足にはお昼寝が効く?
他にも夜泣きの原因には、夜の睡眠が十分でもお昼寝が足りないという場合も。夜に起きたり、寝つきが悪い場合はお昼寝をさせすぎないようにするママも多いようですが、じつは赤ちゃんの場合、お昼寝不足が夜泣きの原因になっていることもあるそうです。
赤ちゃんは、活動できる時間が大人よりはずっと少ないもの。お昼寝が足りずに起きている時間が長いと、本来は目覚めを促すホルモン「コルチゾール」が過剰に分泌されることになるようです。つまり、疲れすぎると逆に興奮してしまうのです。すると、寝つきが悪くなったり、夜中に起きてしまうといったトラブルにつながりやすくなります。
こうした睡眠トラブルを改善するには、「子どもの活動時間」と「眠い」という合図を参考に、活動時間がオーバーする前に寝かしつけることが大切です。赤ちゃんは眠くなってくると、
◇遠くを見るような目になる
◇おもちゃに興味を失う
◇あくびをするようになる
◇目をこすりしはじめる
そして、最終的にはぐずりだしてしまいます。ぐずりだすと、寝かしつけるのが難しくなるので、できるだけ眠くなりすぎないうちに、寝かしつけにチャレンジしましょう。
それでも赤ちゃんの夜泣きは一時的なもの。いずれなくなるのでゆったりした心で接するのが一番の解決方法かもしれません。