子どもと一緒に出かけよう! 動物園編
絵本や映像だけではなく、実際に生き物と触れあうことは、子どもにとてもいい影響を与えてくれます。お休みの日は、少し足を延ばして動物園へ行ってみてはいかがでしょうか。赤ちゃんの頃から楽しめる、おすすめの過ごし方を紹介します。
- 親子で楽しめる動物園へ行こう!
- いつから行けるの?
- おすすめの周り方は?
親子で楽しめる動物園へ行こう!
生後間もない頃は近所へのお出かけしかできなかった赤ちゃん。少し遠出できるようになったらおすすめなのが動物園です。実際に動物を見ることはもちろん、動きや鳴き声、匂いなども良い刺激になることでしょう。2~3歳くらいになれば、エサやり体験や触れあい、飼育体験なども楽しめます。絵本や図鑑で見ていた動物を実際に見ることで、親しみを覚えたり、好奇心がわいたりするかもしれません。
動物園はお弁当を持ち込めるところが多いので、お弁当を持って行けば家族みんなで食べることも楽しみのひとつになります。1歳半以降の子どもなら、併設されるレストランでキッズメニューを頼んで、外食気分を味わってみるのもいいですね。また、授乳室やオムツ替えスペース、ベビーカーのレンタルサービスなど、キッズフレンドリーなところがほとんどなので、子連れでも安心して過ごすことができます。
いつから行けるの?
まだ歩けない赤ちゃんだと早いかなと考える人も多いですが、生後6ヶ月頃になると赤ちゃんの首がすわり、動くものや近くにいるものに興味を示すのでおすすめです。
乳幼児と動物園に行く際は、ベビーカーにするか抱っこ紐にするかが悩みどころ。ベビーカーは、抱っこやおんぶと比べると体力的に親が楽ですし、荷物を載せることもできます。ただし、坂道がある場合は上るのが大変だったり、遠回りしたりする必要があります。抱っこ紐は、大人の目線の高さで動物を見ることができ、段差などの移動が楽ですが、長時間の抱っこは大変です。どちらもメリットデメリットがあるので、子どもの年齢や体力等を考慮して選択する、あるいは両方持っていくのがよさそうです。
おすすめの周り方は?
子どもが小さいうちは、小さな動物園もおすすめです。すべてを見て周るのにあまり時間がかからないので体力的に楽であり、気分転換としてもよいでしょう。ゾウやキリン、ライオン、ウマ、ヒツジ、カバなど、絵本によく登場する動物が主なので、充分楽しめます。
大きい動物園へ行く際には、事前に園内マップを確認し、子どもの好きな動物がいる場所から周るようにしましょう。親は「せっかく来たから全部見たい!」と思うかもしれませんが、すべてを見ようとせず子どもが好きな動物だけにして、他の動物はまた次回にするという方法もあります。また、子どもの移動には時間がかかるため、土日など混雑する日に出かける場合は、開園と同時に入園したり、通常ルートの逆から見始めたりすることもおすすめです。
動物を見ているときは、「ゾウさん、大きいね」 「ペンギンさんが泳いでいるね」などと声かけをしてあげてください。赤ちゃんへの声かけは、脳へのよい刺激となります。1歳を過ぎれば、あんよができるので自分の興味のあるところへ進むことができ、より一層楽しめるでしょう。また、動物園には、自然もいっぱい。動物だけではなく、草花を楽しむこともできます。
レストランや休憩所、トイレなどの場所も把握し、動物見学の合間に立ち寄れるように考えておきましょう。また、動物とのふれあい体験や飼育体験などをしたい場合、整理券が必要になることがあります。事前にルールを調べておき、当日早めに入手できるよう心がけるとよさそうです。