新生児訪問と乳児家庭全戸訪問事業(こんにちは赤ちゃん訪問)の違いは?
手続きQ&Aでは、行政サービスの内容をわかりやすくお伝えするため、 全国的な内容を掲載したり特定の自治体のページを紹介したりしています。 行政サービスの内容は自治体によって異なるため、 お住まいの自治体の情報もあわせてご確認ください。
「新生児訪問指導」は、母子保健法に定められた事業で、主に新生児の発育・栄養・生活環境・疾病予防など育児上重要な事項の指導を目的として、生後28日以内(里帰りの場合は60日以内)に保健師や助産師が訪問する事業です。対象となる赤ちゃんは、全新生児ではありません。
一方、「乳児家庭全戸訪問事業」(こんにちは赤ちゃん訪問)は、児童福祉法に定められた事業で、対象は、生後4か月を迎える日までの赤ちゃんがいる全ての家庭です。
厚生労働省「乳児家庭全戸訪問事業ガイドライン」によると、
1、育児に関する不安や悩みの傾聴、相談
2、子育て支援に関する情報提供
3、乳児及びその保護者の心身の様子および養育環境の把握
4、支援が必要な家庭に対する提供サービスの検討、関係機関との連絡調整
を行う事業です。
事業の成り立ちは違うようですが、どちらも赤ちゃんの発育や困っていることなどを相談できる良い機会です。上手に活用しましょう。