地域で助け合う安心感 『ファミサポ』を活用しましょう!

毎日、仕事に育児に家事にと大忙しで、少しの時間でいいから誰かに育児を手伝って欲しい! 子どもの面倒を誰かにお願いして、手が回らない家事を少しでもこなしたい!という場面が少なからずあるはず。
そんな時は、地域で子育てを支えてくれる人が見つかる「ファミリー・サポート・センター」を選択肢のひとつにしてみてはいかがでしょう。


ファミリー・サポート・センターとは

ファミリー・サポート・センター(以降ファミサポ)は、「子育てを援助してほしい依頼会員」に対して「子育てを援助したい提供会員」が有償でサポートする、自治体が中心となって運営しているサービスです。ファミサポの特徴は大きく2点あります。

「地域で子どもを育てる」ネットワークづくりに
1つ目の特徴は、子育てを援助してくれる提供会員は、同じ市区町村に居住する方であること。つまりファミサポの利用をきっかけに「地域で子どもを育てる」ネットワークができることになります。近くに頼れる身内がいないと育児は大変ですが、近所に助けてくれる存在ができるきっかけになります。

子育ての先輩が行う「有償ボランティア」
2つ目の特徴は、子育てを援助してくれる提供会員はあくまで「有償ボランティア」であること。提供会員になる方は資格の有無や性別を問いません。提供会員として登録を行い、子育てに関する知識を学ぶ講習を受け(自治体によって講習時間や内容が異なります)、依頼会員と事前に面談を行い、面談で確認した内容に合わせたサポートを提供します。つまり「プロ」ではありません。基本的に提供会員宅やその周辺での保育となる場合が多いため、保育の環境も質も個人によって異なってきます。「平成26年度全国ファミリー・サポート・センター活動実態調査結果」によると、提供会員は60歳代が29.3%と一番多く、次に50歳代26.3%、40歳代24.5%と続いています。男女比をみると95%以上が女性で、老後やある一定のところまで自身の子育てを終えた方が登録されているというケースが多いようです。
同じ地域に子育てをサポートしてくれる存在ができ、しかもその方は子育ての先輩であることが期待できるということは、心強いシステムだと言えそうです。

依頼会員の申し込み方法

ファミサポを依頼会員として利用するには、お住まいの市区町村の「ファミリー・サポート・センター」に申し込みを行い、会員になる必要があります。まず事前に、センターで入会にあたっての事業説明や入会に必要な手続きを行い、援助してほしい内容などを伝えます。

その後ファミリー・サポート・センターのコーディネーターが依頼内容に応じて提供会員を紹介し、基本的にはコーディネーター立ち会いのもと、依頼会員と提供会員で事前の面談を行います。これにより、どんな方にどんな環境で子育てをサポートしていただけるのかを事前に確認することができ、安心して預けることができます。

お住まいの自治体によっても詳細は異なりますが、実際に利用したい予定が発生した場合の利用までの手順の一例をご紹介します。
① 依頼会員からコーディネーターに連絡し、コーディネーターを介して提供会員に連絡&回答をもらいます
② 利用が確定したら事前に依頼会員から提供会員に直接依頼内容の詳細を連絡し、利用当日を迎えます
③ 利用当日は、提供会員は安全に気を配りながらサポートを実施し、活動報告書に活動内容や子どもの様子を記入し、報酬を計算します。依頼会員はサポート完了時に報告書の内容を確認し、提供会員に報酬を支払います(料金は自治体ごとに異なります)。

このように事前に会員登録や面談など、利用にあたっては余裕をもった準備が必要となるため、利用したいタイミングにうまく利用できるよう、職場復帰などの予定がある方は、例えば育休中などに準備をしておくのがオススメです。

サービス内容とオススメ活用法

ファミサポのサービスは大きく分けて、子どもの送り迎えと預かりがあります。仕事で保育園や学童のお迎え時間に間に合わない、子どもを習い事の場所へ送り迎えできない、保育施設や学校に子どもを預かってもらえない時間帯も子どもを見てほしい、リフレッシュしたい、などのケースに利用できます。一部の自治体では、病児・病後児の預かりや、早朝・夜間などの緊急時に対応しているところもあります。各自治体はサポート中の事故やケガに備えてファミリー・サポート・センター補償保険に加入しています。

「平成26年度全国ファミリー・サポート・センター活動実態調査結果」によると、保育施設までの送迎23.1%、保育施設の保育開始前や保育終了後の子どもの預かり18.4%、学校の放課後の学習塾や習い事等までの送迎12.6%、放課後児童クラブ終了後の子どもの預かり11.2%という順で利用実績が多いようです。ファミサポは、屋外活動が可能な点、同じ地域の方がサポートしてくれる点、時間あたりの料金設定で短時間利用だと他の保育サービスに比べて割安になる点において、特に送迎のサポートや短時間の利用にメリットが大きそうです。また、担当する提供会員が子育て中の先輩ママの場合、子ども同士が一緒に遊ぶことできょうだい体験ができたり、先輩ママからアドバイスをもらえたりといったメリットもあります。

ファミサポの特徴を理解し、一時保育、ベビーシッターなどの他の保育サービスとうまく使い分けて、慌ただしい子育て期を楽しく乗り切りたいですね。

「子育て援助活動支援事業(ファミリー・サポート・センター事業)について」(厚生労働省サイト)
平成26年度全国ファミリー・サポート・センター活動実態調査結果(一般財団法人 女性労働協会)(PDF形式1.17MB)
「ファミリー・サポート・センター」を上手に活用しよう

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