これだけは守りたい!子育て世帯の『新しい生活様式』
新型コロナウイルス感染症から身を守るため、厚生労働省から『新しい生活様式』が公表されたのは、ご存知のことと思います。緊急事態宣言が解除され、少しずつ日常生活に戻れるという嬉しさはあるものの、ニュースなどで報道されている、外出自粛が解かれた後の人の動きの大きさに不安があるという声もあります。
ここで改めて、これだけは守りたい、子育て世帯の『新しい生活様式』について確認してみましょう。
基本的感染対策について
『新しい生活様式』について、子育て中の私達に特に関連すると思われる項目を抜粋して、チェックポイントをあげてみました。
みなさんの生活スタイルや家族構成によっても、注意したいポイントが変わってくると思います。感染状況など世の中の動きにも留意しながら、お子さんと一緒に自分達の身を守りましょう。
◆人との間隔は、できるだけ2m(最低1m)空ける。
(point)スーパーなどで友達親子に会っても、親子ともに一定の間隔を空ける意識をしましょう。
◆遊びに行くなら屋内より屋外を選ぶ。
(point)児童館や図書館よりも、公園など屋外で遊ばせる方がベターですね。
ただし、これからの季節は熱中症にも充分な注意が必要ですね。遊ぶ時間帯や滞在時間なども考えましょう。
◆外出時、屋内にいるときや会話をするときは、症状がなくてもマスクを着用
(point)一方で、「2歳未満のマスクは不要。むしろ危険」という日本小児科医会らの発表もありました。
お子さんのマスク着用については、充分注意をしましょう。
◆家に帰ったらまず、手や顔を洗う。できるだけすぐに着替える、シャワーを浴びる。
(point)子どもは思う以上に、色々なところに触れたり、その手で顔を触ったりしています。帰宅後は必ず手や顔を洗いましょう
◆手洗いは30秒程度かけて水と石けんで丁寧に洗う(手指消毒薬の使用も可)
(point)これは習慣として、定着しているかもしれませんね。
◆帰省や旅行は控えめに。
(point)おじいちゃん・おばあちゃんの家への帰省も含め、県をまたいだ旅行はもう少し控えた方が良さそうですね。
子育て中の毎日の中で注意できること
【買い物】
買い物は、混雑の少ない時間に素早く済ませ、子どもがサンプル品や商品などにあまり触らない様に気を付けましょう。
【公共機関の利用】
混んでいる時間の利用は避け、徒歩や自転車も併用しましょう。
【娯楽・スポーツ等】
公園はすいている時間、場所を選びましょう。換気が不十分な狭い部屋に長い時間いるのは止めましょう。
【食事】
できるだけ外食は避けて、デリバリーやテイクアウトを利用しましょう。料理のお皿やコップはそれぞれのものを使いましょう。
子育てをしている中で、新型コロナウイルスという未知のウイルスと向き合うことに、日々不安が付きまといますが、『新しい生活様式』をひとつの指針にしながら、自分やお子さん、家族の身を守りましょう。
新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」を公表しました(厚生労働省サイト)
「2歳未満の子の子どもにマスクは不要、むしろ危険!」と公表された日本小児科医会のサイト
最近の日本小児科医会(公益社団法人 日本小児科医会サイト)