「マイナンバー制度」で子育てはどう変わる?
わずらわしい行政手続きを楽々こなす!家族のために1歩さきゆくママが素敵!?「個人番号カード」で、手間・時間・コストを賢くカット♪
いよいよ、平成28年1月から導入されるマイナンバー制度。日本国内に住民票をもつ全ての国民(国籍が外国籍でも対象)に専用の12桁の番号が割り当てられます。平成27年10月より順次、マイナンバーを確認するための「通知カード」が、住民登録されている住所に簡易書留で届けられるとのことですが、さて、マイナンバー制度は私たちにとってどんなメリットがあるのでしょう?
マイナンバー制度の導入には、これまで横の繋がりのなかった行政機関同士の連携により、行政手続きの利便性を高めていく目的があるそうです。面倒な行政関連の手続きが省略されたりスピーディになったりするのは、嬉しいことですね。またさらに、各市町村へ申請して発行してもらう「個人番号カード」を活用すれば、忙しいママにもうれしいメリットがぐーんと増えるかも?!
行政手続きの申請・待ち時間が短縮
例えば、「児童手当(現況届含む)」など現在は、「夫婦の所得証明書」や「健康保険証のコピー」を 添えて所轄の市町村の担当部署へ申し込みますが、制度導入後は、窓口で「個人番号カード」を提示するだけで申請できる予定とのこと。複数の行政機関に足を運ぶ手間が省けたり、証明書等の書類を入手するまでの待ち時間や面倒な記入作業が減ったりすると考えただけでも嬉しくなります。
行政機関から自分に必要なお知らせが届く
平成29年1月開設予定の「マイナポータル」では、「個人番号カード」に格納された公的個人認証を用いたログイン方法を用いて個人専用ページから、自身に関する情報(各種社会保険料の支払金額・確定申告等を行う際に参考となる情報など)や行政機関からの必要なお知らせが確認できる予定。その中には、お子さんが受けられる予防接種の案内や、所得状況に応じて受けられる手当のお知らせなどが検討されているそうで、今後サービスはどんどん拡充されそうです。
「身分証」としても使えます
「個人番号カード」は「身分証」としても活用できるため、行政手続きの際、本人確認に必要だった複数の書類が不要になるうえ、お住まいの市町村内にある図書館でも利用可能となっていくそう。
カード交付前に番号が通知される「通知カード」は10月20日ごろから各自治体ごとに発送が開始されます。まだ私の手元には届いていないけど大丈夫?など心配な方には「通知カード」の発送状況を確認できるサイトがありますのでご活用を。
「個人番号カード」の交付は平成28年1月以降から。ICチップ搭載で情報は暗号化されていますが、所持管理には細心の注意が必要です。マイナンバー制度、「個人番号カード」に関する詳細・お問合せ先は、下記のリンク先ホームページにて確認ください。
通知カードの郵便局への差出し状況(地方公共団体情報システム機構サイト)
地域の行政サービスを一覧でチェックする(子育てタウンサイト)