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子育てママにやさしい「電動アシスト付き自転車」をお得に購入しよう

アシスト自転車2

子育て世帯の欲しい物ランキングに常にランクインするのが”子ども乗せ専用電動アシスト自転車”。でも実際は高価で、なかなか手が出せないのも実情。そこで、自治体からの補助金やレンタル制度を利用する手をご紹介。3人乗り自転車が必要な時期は意外に短いものかもしれません。何かとお金のかかる子育て期を賢く乗り切りませんか。

買えば高額の電動アシスト自転車に助成金が?

買い物や保育園などへの送り迎えなど、重い荷物を載せ、子どもを連れての移動には断然電動アシスト付き自転車が便利なものの、高額だけに子育て家庭にとっては痛い出費。そこでぜひ利用したいのが自治体の補助金制度。社団法人自転車協会認証の「幼児2人同乗基準適合車」と「BAAマーク」という認識マークがついている自転車の購入に際し、購入金額の1/2、2/3、上限3万円、5万円までなどの補助が受けられるのです。
自治体によって受けられる条件は異なりますが、おおよそ以下がポイントになるようです。

市内に居住している
市税の滞納がない
安全基準に適合した自転車である
新車の自転車として購入する
防犯登録がしてある

予算額に達した時点で終了するという自治体も多いので、最新の情報はそれぞれ市区町村のホームページで確認を。
特に注意しておきたいのが、自転車を購入する前に申請が必要な場合がほとんどという点。
必ず購入前に申請方法まで確認しておきましょう。

例えば上限5万円を助成してくれる茨城県土浦市
茨城県土浦市では、平成28年4月1日以降に土浦市内の販売店で購入した幼児2人同乗用自転車(新品に限る)で、安全基準に適合し、防犯登録を受け、幼児用座席が2つ装備されているものの購入で、上限は5万円ですが、購入費の3分の2を助成してくれます。
その条件は
・土浦市に住み、6歳未満の子どもが2人以上いること
・市税等および保育料等を滞納していないこと
・本人または同一の世帯の方がこれまでにこの補助金の交付を受けていないこと
平成28年度においては先着15台!でしたが、残念ながら今年度は受付終了。来年あたりに欲しいというご家庭は是非チェックしておきましょう。

月額1,500円でレンタルできる奈良県生駒市
奈良県生駒市では、幼児2人同乗用自転車を月額1,540円、3段ギア自転車を月額1,030円でレンタルしてくれます。
その条件は
・生駒市内に住み、1歳から5歳の子どもが2人以上いること
・自転車の適正な保管場所を確保できること
・新規に貸し出す場合、市が実施する自転車安全講習会を受講できること
となっています。いずれ購入したいけど、自分に乗りこなせるのか試してみたいという方にもいいかもしれません。

まずは、お住まいの自治体で助成制度がないか確認してみて下さい。

電動アシスト付き自転車選ぶポイントは?

さて、実際に購入にあたっては、どんな自転車を選ぶべきなのでしょうか。
子ども乗せ電動アシスト自転車は、後ろにチャイルドシートを搭載する2人乗りタイプや、前後に子ども乗せる3人乗りタイプがあります。3人乗り自転車には、社団法人自転車協会認証の「幼児2人同乗基準適合車」と「BAAマーク」という認識マークがついています。
現在発売されているほとんどが、3大メーカー(パナソニック、ブリヂストン、ヤマハ)のもの。これらのメーカーの電動アシスト自転車は、手元でハンドルロックができたり、安定面を考えられたスタンド仕様など様々な考慮がなされています。
それに子どもを2人乗せる電動アシスト自転車を選ぶ場合は、法律的に「幼児2人同乗基準適合車BAAマーク」が必要です。子どもが1人なら通常の電動アシスト自転車にチャイルドシートを付けて乗せれば問題ありません。

では、子どもが1人の場合、前に乗せる場合と後ろに乗せるの場合のメリット、デメリットを考えてみましょう。

【メリット】
前乗せは、子どもの様子が見えるので安心感があり、子どもにとっては前方に景色が見えて楽しい。
後ろ乗せは、前方が遮られず視界が広がるため安全性が高いことと、バランス良く安定して乗せられる。更に子どもは雨風の影響を前乗りに比べて受けづらい。

【デメリット】
前乗せは、子どもが雨風の影響を受けやすく、後ろに乗せる場合と比べてふらつきやすい。
後ろ乗せは子どもの様子が見えないので、小さい子どもの場合は不安も。また子どもの体重が増えてきた場合、フロントが浮き上がる可能性がある。

どちらも一長一短ですが、子どもの性格や様子に合わせて賢く選びましょう。

幼児2人同乗用自転車購入費の一部助成(土浦市ママフレサイト)

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