いつから?どうやる?幼児の英語教育
子どもたちが独り立ちする頃には、英語でのコミュニケーションが当たり前の世界になるかも!? 大きく加速する英語を取り巻く環境変化に向けてどうする!? 幼児からの英語教育について考えてみましょう。
グローバル化に向けた、新たな英語教育の始動
2020年の東京オリンピック・パラリンピックを見据え、文部科学省から、小中高等学校を通じた「英語教育改革実施計画」が発表されました。英語教育の早期化、日本企業の英語公用語化拡大…日常において英語でのコミュニケーション力が求められる世の中へ変化しつつあるといえる日本。英語でのコミュニケーション力が身につくと、子どもの将来の可能性が広がるのでは?とは思うものの、英語教育についてどのように取り組んでいけばよいのか気になっている方も多いのでは?
英語を始めるのは、早ければ早いほど良いは本当!?
一説によると、0歳から3歳は脳の潜在能力が最も高く、「耳の黄金期」という言葉があるくらい、この時期の子どもたちは聴覚がするどく、どんどん言語を吸収できるタイミングにあるという説も。
また、0歳から3歳の子どもたちは、一時的にすべての周波数に対応した耳を持っており、その時期に日本語と異なる高周波の英語を耳にすることで、英語の音を聞き取れる脳の回路が育つとも言われています。また、世界的に有名なフランスの耳鼻咽喉科医・トマティス博士によると「人は聞くことのできる音しか発音できない」そうで、正しく聞き取ることができなければ、正しく発音ができないとのこと。
聞き取れる『耳』は、語学習得の第一歩として重要な要素になるのかもしれません。