必要な人に必要な支援を「令和6年能登半島地震 支援情報ナビ」

イクメン応援① 話題の「イクメンプロジェクト」

イクメン
育児に意欲を持つ男性たちが積極的に子育てに関われる世の中を目指し、多角的な取り組みが光る、『イクメンプロジェクト』をリサーチしました!

『育てる男が家族を変える、社会が動く』

国の成長戦略の一つ「女性の活躍促進」。それを推進すべく、国は男性の育休取得率を2020年までに13%にすることを目標としています。一方、現在の男性の育休取得率は2.3%。2005年の0.5%からは制度改正も伴い4倍に伸びてはいますが、目標と大きくかけ離れている状態です。男性の育休に関するアンケートからは、「職場の理解が足りない」「育休中の家計が不安」「復職後の給与や役職が下がりそう」「男性の育休に対して家族の理解が足りない」など、様々な壁が垣間見えます。
『イクメンプロジェクト』は、国の制度改正と合わせ、社会全体の意識を変え、男性がもっと積極的に育児に関われる時代を牽引すべく、厚生労働省から立ち上げられました。
『育てる男が、家族を変える。社会が動く。』をコンセプトに様々な取り組みを実施しています。

育児に積極的に取り組む男性の声が満載

育休取得率が低いからといって、日本の男性が育児に興味がないわけではありません。「家族のために」「子どもとの時間を大切にしたい」「子育てに興味がある」など様々な理由で、約70%の男性が育休取得を希望しているという調査結果もあります。育休を取得した男性でさえも、最初は「そもそも男って育休とれるんだっけ?」から始まった人も少なくありません。スウェーデンのように男性も80%が育休取得しているような環境であれば、周りにロールモデルもたくさんおり、育休や子育てに関する知識も当たり前のように入ってくるかもしれませんが、日本の状況は違います。