マタニティブルーを楽しむ提案!
よく耳にするけど、「マタニティブルー」とは?マタニティブルーとは、主に産後に発症するものと考えられていますが、妊娠中の情緒不安定な時期や気持ちも一種のマタニティブルーといえるようです。50から80%の女性が発症していると言われている欧米に比べると、日本の発症率は25%とぐっと低くなりますが、ここ数年は増加傾向とのこと。妊娠・出産という身体と心の変化に伴い誰でも発症する可能性があるのなら、上手におつきあいする方法を考えてみませんか?
幸せなはずなのに…。なぜか不安
待ちに待ったかわいいベビーがやってくるのに、最高に幸せなはずなのに、「急に悲しくなって涙を流す」「わけもなくイライラ」「なぜか不安で眠れない」「何もやる気がおきない」など、不安な気持ちはまちまちですが、どうやらきっかけがあるようです。
◇妊娠が発覚した時
◇つわりが始まったとき
◇医者から「安静に」と言われたとき
◇経済的不安を感じたとき
◇夫との関係が変わったとき
など、出産前後にかかわらず、身体や気持ちの変化に合わせて症状がでやすいということがわかっています。想像以上に体力を奪う妊娠や出産、慣れない育児による睡眠不足、ママになるプレッシャーや孤独感など原因もさまざま。出産で胎盤が体外に排出されることで体内のホルモンが急激に減少し、急激なホルモンバランスの変化に体がついていけず、一時的に情緒不安定となってマタニティブルーを発症するとも考えられています。