必要な人に必要な支援を「令和6年能登半島地震 支援情報ナビ」

身近になってきたママたちの「産後ケア」とは?

出産で身体にかかった負担は相当なものなのに、赤ちゃん誕生後は数時間ごとの授乳やおむつ替え、なにもかもが初めてのことだから一生懸命になるばかりに、身体はクタクタ。そのうえ、身近に子育ての相談ができるような相手がいなかったりすると、子育てへの不安や心配事を一人で抱え込んで気分も滅入りがち…。産後ママの心と身体への負担は想像以上に重いものかもしれません。

生まれてきた赤ちゃんのお世話はもちろん大事だけれど、まずはママがしっかり休養し、体力を回復させること。疲れた身体と心を整えながら赤ちゃんに向き合いましょう!と、産後のママを応援する様々な「産後ケア」プログラムが注目されています。

今、産後ケアが注目されています!

産後の赤ちゃんとの生活をお手伝いしてくれる、ホームヘルパーの派遣。宿泊型やデイケア型など整った施設で産後の休養を充分にとりながら、助産師や看護師から産後の身体のことや赤ちゃんのお世話を教わったり、心配事は育児相談で解決したりと、手厚くフォローしてくれる産後ケア施設など…。ここ最近では数年前より、産後ママの身近な存在となっているかもしれません。
その理由として、様々な産後ケアプログラムへの取組みや助成をしてくれる自治体が増えてきたことも大いにありそうです。

自治体の助成制度も活用!

例えば民間の施設であれば1泊数万円もかかる宿泊型産後ケア施設が自治体の助成により1泊数千円で利用できることはご存知でしょうか?1泊数万円では、「利用したいけれど、これからの子育てにかかるお金を考えると無理かも…」と思うママも、1泊数千円なら気兼ねなく利用できるかもしれません。宿泊はイヤ…というママにはデイケアサービス、産後は自宅でゆっくりしたいというママには訪問型サービス、少しの時間でいいから赤ちゃんを預かって欲しいというママには新生児一時保育などのサービスも。管理栄養士による、栄養指導や調理支援をしてくれる自治体もあるようです。

ただ、自治体により、受けられるサービスの内容や条件、助成金額などが異なります。出産前には出産後の自分の心と身体の状態は想像がつかないかもしれませんが、事前にお住まいの自治体の情報をキャッチしておけば、安心かもしれませんね。