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一日でも早くはじめよう! 未就学児の防犯対策


子どもを狙った犯罪が多発する昨今、小学校に上がる前の段階から防犯対策をすることが大切です。未就学児にもわかる方法を考えていきましょう。

未就学児も狙われている!?

小学校に上がる前の未就学児は、基本的に保護者が送迎を担っていて、子どもだけで行動することがないため、具体的な防犯対策をとっている家庭は少ないかもしれません。ですが、実際に略取・誘拐や強制わいせつ、暴行・障害など、さまざまな犯罪のリスクがあることが実情です。防犯に対する意識を高めることに、早すぎるということはありません。

できるだけ小学生になる前から、日常の中にどんな危険が潜んでいるのか、どうやったら身を守れるのかということについて、家庭で会話しておけるとよいのではないでしょうか。

どんなことに気を付ければよい?

想定できるケースとしては、公園やショッピングセンターなどに訪れた際、パパママが他のことに気を取られているうちに、知らない人から声をかけられるというものです。子どもから目を離さないようにしていても、他のきょうだいに気を取られていたり、知り合いと偶然会って話がはずんだり…と、さまざまな状況があることでしょう。その際、犯罪者はお菓子やおもちゃなど子どもの気を惹くようなきっかけを作り、声をかけてきます。

子どもに「知らない人にはついて行かない」と教えていても、子どもにとっては「知らない人」が何を指すのか、具体的に理解できないということがあります。また、一度どこかで見かけたことがあれば、「知らない人ではない」と認識する可能性も。不審者は、意外と身近にいるかもしれません。ですから、保護者や保育園・幼稚園の先生など信頼できる大人以外は全員「知らない人」だというように、具体的に伝えてあげられるとよいですね。