必要な人に必要な支援を「令和6年能登半島地震 支援情報ナビ」

子どもの防災準備②もしもの時に役立つグッズやアイディア

ベビー服やおむつをコンパクトに持ち歩くワザ

災害時は水や食料などの援助物資が優先され、おむつや生理用品などの衛生用品が届くまでに時間がかかることがあります。避難所の規模や場所にもよるものの、ないと困るのが紙おむつ。ですから災害用のストックは最大で1週間分程度、最低でも3日分は用意しておきましょう。1日10枚と考えると最低でも30枚となるため、荷物がかさばってしまうのが悩みの種。こんな時役に立つのが圧縮袋です。紙おむつだけでなく、洋服やタオルなども圧縮袋に入れて空気を抜き、できるだけコンパクトにしておきましょう。ビニール袋に入れているため防水効果もあり、衛生面でも安心です。

また災害の時には、おむつを卒業した幼児にもテープタイプの紙おむつが役立ちます。普段履いているパンツの中にテープを利用して内側に紙おむつを装着し、急場のパンツライナーとして使用することができます。環境が大きく変わると不安な気持ちからトイレがうまくできなくなることもあり、気軽にトイレを利用できないことも想定されます。替えの下着が不足した時にも重宝するので、おむつを卒業しても捨てずにストックしておきましょう。