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海外でおなじみ『液体ミルク』日本でも解禁に?!

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『液体ミルク』のメリットとデメリットは?

災害時に重宝した1番の理由は、水やお湯がなくても調乳せずにそのまま赤ちゃんに飲ますことができる手軽さでしたが、他にも、災害時のストレスで一時的に母乳が出なくなってしまったママにも役立ったようです。他のメリットとしては、液体ミルク容器にそのまま吸い口を付けるだけなので哺乳瓶の消毒もいらないこと、外出先に哺乳瓶とお湯入りの水筒などを持っていかなくてもよいので荷物が減ること、賞味期限が製造費から1年と以外に長く保存がきく、夜中の調乳が必要ないので、パパが簡単に赤ちゃんに飲ませることができ、パパの育児参加につながる…といったところが考えられそうです。
逆にデメリットを考えてみましょう。現在は海外で製造された商品をインターネットなどを通じて購入するという方法しかありません。お店で買うより手間がかかり、手元に届くまでに時間がかかるうえに、関税や輸送費が金額に上乗せされるために非常に高価で、毎日飲ませるには手が出ないということが1番のデメリットと言えそうです。また、現在は日本で安全性を保証されていないので、なんとなく不安だというママも多いでしょう。
今後、厚生労働省の検証により安全性が確認されると、安心して赤ちゃんに与えられそうです。国内で製造流通されると価格競争も起こり、手軽に購入できるようになるかもしれませんね。

今のところはメリットもデメリットも多そうな『液体ミルク』ですが、今は、災害時の備蓄用として購入しておくという使い方が安心かもしれませんね。

日常から災害時まで役立つ!「液体ミルク」の飲ませ方と注意点

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