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2022年4月から不妊治療への保険適用が始まりました

保険適用外でも保険診療と併用できる「先進医療」

日本の医療では、保険の適用対象となる「保険診療」と、保険が適用されない全額自己負担の「保険外診療(自由診療、自費診療)」を併用しておこなう「混合診療」は原則として認められていません。保険対象の診療に保険対象外の診療がプラスされた場合は、全体として保険が適用されず、全額自己負担の自由診療となります。

ただし、保険が適用されない診療であっても、厚生労働大臣が高度な医療技術を用いた療養として定める「先進医療」であれば、保険診療との併用が可能です。不妊治療において以下のオプション治療は先進医療とされているため、先述した保険診療と組み合わせて実施することができます。

先進医療として告示されている不妊治療関連の技術(2022年5月1日時点)
PICSI
タイムラプス
子宮内細菌叢検査(EMMA/ALICE)
SEET法
子宮内膜受容能検査(ERA)
子宮内膜スクラッチ
IMSI
二段階胚移植法

不妊治療に関する先進医療は随時追加されることがあります。詳細または最新情報については受診する医療機関に確認ください。