子どもと飛行機移動するときのポイント
フライト前・フライト中は周囲への配慮を忘れずに
子どもはじっとしていることが苦手なので座ることに飽きてくると、座席のテーブルを何度も開け閉めしたり、前の椅子を蹴ったり、大声を出したりなど、周囲に迷惑をかけがちです。念のため着席の際は、周囲の人たちに挨拶をしておきましょう。もちろん、実際に迷惑をかけてしまったときは、「すみません」の一言を添えて周りへのお詫びと配慮を忘れず。
機内は意外に危険がひそんでいる!?
好奇心の強い子どもは普段見慣れていないものを触る傾向があります。ひじ掛け、テーブル、シートベルト、化粧室の扉などで指を挟むリスクがあるので、注意が必要です。なるべく触らせないようにして、シートベルトは親が締めてあげて確認するようにしましょう。
機内で指を挟む危険がある箇所
◇ひじ掛け
◇収納式のテーブル
◇座席ベルトの金具
◇化粧室の扉、ゴミ箱のフタ
なお、フライト中はシートベルトサインが消えても、気流の変化のため急に揺れることがあるので、ベルトを付けたまま過ごしたほうが安心です。
パパママもハプニングに備えて用意を
子どもだけでなくパパママも機内でのハプニング対策をしておきましょう。
たとえば機内での飲み物サービスで、温かいものを頼む場合は、子どもが誤ってこぼしてやけどしないように注意しましょう。座席のテーブルは子どもでも簡単に動かすことができるので、うっかりこぼしてしまうこともあります。
とくに子どもを膝に抱えている場合は、温かい飲み物を避けたほうが無難です。
また、子どもが機内で吐いたり、飲み物をこぼしたりした場合、子どもの着替えは持ち込んでいても大人の着替えは預け入れ荷物の中だと、フライト中は汚れたまま過ごすことになってしまいます。
万が一に備えて親の着替えも持ち込むようにしておくと安心です。
事前準備をきちんとしつつ、機内でのマナーを子どもにも説明して快適に機内で過ごせるようにしましょう。