突然の「パパ見知り」!?パパはどう関わればよい?
パパ見知りが起こる原因とは?
では、赤ちゃんのパパ見知りはどのようにして起きるのでしょうか?赤ちゃんは、生まれてくるまではママのおなかの中で長い時間をかけて成長してきています。おなかの中で常に聞こえてくるのは当然ながらママの声。生まれてからもママにお世話をしてもらうことが圧倒的に多くなります。そのため、赤ちゃんにとって、ママはなくてはならない存在となっているのです。
赤ちゃんは、5か月から8カ月頃に記憶力や認知力が備わり、知っている人と知らない人とを区別できるようになると言われています。つまり、ママとママ以外の人がわかるので、安心できるママ以外が自分のお世話をすることに不安を覚えるようになるのです。日中仕事で家にいないことが多いパパなら、パパ見知りされてしまっても仕方がないかも知れません。赤ちゃんにとっては大切な成長過程ですから、かえって喜ばしい現象と思った方がよいかもしれません。
パパ見知りのパターンは赤ちゃんによって個人差があり、姿を見るだけでもダメな子もいれば、抱っこだけがダメ、お風呂だけがダメなどさまざま。はじまる時期も、3カ月頃からという早い子もいればパパ見知りしない子もいます。パパ見知りがはじまっても多くは1歳前後で治まるようですが、2歳頃まで長く続く子もいるようです。