保育園では就学前にどんなことが学べるの?
子どもの成長のために保育士さんが大切にしていること
保育士さんは保育のプロですから、0歳児の頃から「子どもの成長」を意識した対応を行います。
認識する力がまだ小さい年齢の乳幼児でも、きちんと目を見てコミュニケーションすることを基本スタンスとしています。
まだ言葉が話せないうちは情報を体の内に貯めている段階なので、たくさんの言葉を聞かせて正しく情報を渡してあげることが重要だと考えるからです。
たとえ乳児でも「まだ何もできない」のではなく、その子ができることを見極めつつ少しずつやらせてあげられることを見つけていくことがポイントです。
一人ひとりをよく観察し、興味を持っていることなどを察してすぐに取り組めるようにすることも保育士さんの役割です。
保育園を訪れると、子どもたちの使いやすい位置に道具が置いてあることに気づくと思います。また、保育士さんは子どもたちが見ている前でも片づけや掃除など行い、あえて子どもたちに見せています。そうすることで自然と子どもたちも片づけや掃除を覚えるようになります。保育士さんの言動のなかにも「生活の基本」が組み込まれているのです。