イクメン応援③ 企業の"本気”をご紹介!
休みのとりやすさや時短推進も!
休暇の設置や時短勤務促進の施策については、子育てしている従業員に限らず、全従業員をターゲットに実施しているという企業の取組みが目立ちました。子育て世帯に限定せず、ライフイベントに応じたさまざまな休暇制度を設け、ニーズに応じて容易に休暇取得できる機会を作ったり、毎週水曜日は早帰りDayとして、パソコンのシャットダウンやビル消灯を20時に設定、終業時刻を限定など、従業員全体の所定外労働削減へ取り組んだりと、会社全体で休暇を取得したり、早く帰りやすい土壌作りに工夫がされているようです。
このような環境ができれば、「お互いさま」の文化が醸成され、育児休業の取得や家族の事情で早く帰宅することを後ろめたく思ったりすることも少なくなりそうですね。子育てや介護などの対象者だけに関わらず、家族とのイベント、自身のスキルアップなど、各々の生活をより良くするために、会社や組織全体でサポートしあえる体制や業務フローが構築されることにもつながると思います。
育児休業制度に留まらない企業サポートも
国で定めている育児休業制度に留まらない、各企業のユニークなサポートも光ります。配偶者の出産時に2週間の特別休暇制度を設けたり、「ポジティブ・オフ」と名付けられたポジティブな理由の休暇制度を設置し、その休暇事例を従業員に公開して休暇取得促進を実現したり、国で定める期間よりも長い育児休業を設定でき復帰後は1か月の慣らし勤務を経て勤務時間を決定できるなど。本当に大変な時にうまく乗り切れる制度を付加してくれていたり、自身の「ワーク・ライフ・バランス」と向き合って、調整しながら決めていける土壌を提供してくれていたり、サポートが充実している企業も少しずつ増えてきています。
「イクメンプロジェクト」「イクメン企業アワード」「イクボスアワード」などの活動がより活発に、より発展的に、より広範囲に広がり、パパが育児や家事に積極的に取り組んでいる、家族との時間が増えている、そんな世界が早く実現できればいいですね。
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