かかりつけ医の上手な探し方
子どもに病気はつきものです。急な発熱や体調不良になった時、頼りになる“かかりつけ医”がいると安心ですね。しかし、はじめてのお子さんの場合は、どこの病院がいいかもわからないし、どうやってかかりつけ医を探したらいいか不安になっている方もいるでしょう。そこで今回は、かかりつけ医の上手な探し方をご紹介します。
※この記事は、2016年4月からスタートした「小児かかりつけ医診療料」について解説したものではありません。行き慣れた病院を持っておくことに対する、一般的なメリットについて紹介しています。
“かかりつけ医”とは?
かかりつけ医とは、子どもの体調について気軽に相談、診察してもらえる「ホームドクター」のこと。「行きつけのお医者さん」と言うと、イメージしやすいでしょうか。子どもが小さいうちは、病院に行くのは病気の時だけではありません。予防接種、検診など、何かと足を運ぶことが多いもの。そんな時、信頼できる行き慣れた病院があると、何かと安心ですよね。
かかりつけ医を持つことのメリットは、まず、診察記録が残ること。毎回同じ病院にかかることで、その病院には、これまでの診察記録が残るので、何かあっても、子どもの成長やこれまでの病歴を知った上で、総合的に見てもらうことができます。また、万一かかりつけ医の手におえない重篤な病気にかかってしまっても、紹介状を出してもらうことによって、総合病院との橋渡しがスムーズになります。