必要な人に必要な支援を「令和6年能登半島地震 支援情報ナビ」

もしかしたら仮病!? どう対応したらよい?

「頭が痛い」となかなか布団から出てこない。熱はないけれど心配だからお休みさせると、昼には元気に走り回っている…これはもしかしたら仮病?
こんな時どのように対応したらよいのでしょうか。子どものこのような行動の原因とその対応について紹介します。

「頭が痛い」は精一杯のSOSかも

「頭が痛い」「お腹が痛い」などを理由に、登校や登園をしぶる時は何かしら理由があると思ったほうがよいでしょう。もちろん、本当に体調が悪い時もありますが、ママと離れたくない、甘えたい、かまって欲しい、勉強についていくのが難しい、お友達とうまくいっていないなど、不安な気持ちが根底にあることも多いようです。

不安感から「学校に行きたくない」と伝えても、うまくいかないのは子ども自身もわかっています。ですから、不安な気持ちが痛みとして表れている時、病気ではないことをつきつけてサボらないように叱っても効果はなく、かえって子どもに大きなストレスを与えてしまうことにもつながります。不安感を抱えた子どもからのSOSに対して、どう対応したらよいのでしょうか?