必要な人に必要な支援を「令和6年能登半島地震 支援情報ナビ」

もしかしたら仮病!? どう対応したらよい?

まずは子どもの言葉を受け止める

「痛いのは辛いね」とまずは受け止め、「頭のどこらへんが、どんな風に痛い?お医者さんに診てもらったほうがよさそうかな?」など、不調の具体や程度を確認し、子どもが安心して自分の状況や気持ちを話せるようにしてあげましょう。

注意したいのが「サボっている」「怠けている」と決めつけたコミュニケーションをしないこと。漠然とした不安で気が乗らない状態を全面的に否定してしまうと、不安に加えて嫌な気持ちが募るばかりです。身体が不調の中でも何ならできそうか、どんなことなら頑張れそうか、前向きなコミュニケーションをとりながら、子どもが頑張ってできたことを褒め、一緒に少しずつ前に進む方法を模索してあげるのがよいでしょう。

リフレッシュさせてあげる

子どもとのコミュニケーションの中で不安感の原因が見えてきたら、その問題に一緒に向き合うとともに、気持ちを切り替えるためのリフレッシュの機会を設けてみてください。とにかく休みたいという場合は、その日は好きなだけグッスリ眠って身体を休めることで、スッキリできるかもしれません。子どもが好きなことを一緒に楽しんであげることで気持ちの切り替えができるかもしれません。

子どもの状況に合わせて、リフレッシュするお手伝いをしてあげましょう。そうすることで、子どもは辛い時は相談できる、安心できる場所がある、と認識することができます。