必要な人に必要な支援を「令和6年能登半島地震 支援情報ナビ」

いざというときに慌てない! 子どもの切り傷、擦り傷の対処法

なかなか止血できないときは出血部分を圧迫する

血がなかなか止まらない場合は、清潔なガーゼなどで出血しているところを2~3分ほど直接押さえて止血します。「傷口より心臓に近いところを圧迫する」という情報もありますが、おすすめできないという先生もいるようです。

次のような場合はすぐ病院を受診しましょう。
◇出血量の多少にかかわらず、なかなか血が止まらない
◇傷口が開くほど傷口が深い
◇傷口が腫れている
◇指の曲げ伸ばしができない
◇ガラスなどが傷に入り込んでいる
◇動物に咬まれた・引っかかれた

出血部分を圧迫しても血が止まらない場合は、神経や腱を傷つけている場合があります。大量出血、けいれんしている、意識がない場合は救急車を呼ぶようにしてください。

血が止まってもいても、子どもの様子に変化はないか? 熱はないか? 傷口は化膿していないか? などしばらく様子を見ることも大切です。傷がなかなか治らず、じゅくじゅくしている場合も一度病院を受診したほうがよいでしょう。